高齢者に起こりやすい疾患①-1 悪性新生物(がん) 胃がん
2018年07月22日
今回は高齢者に起こりやすい疾患の①悪性新生物(がん)の胃がんです。
日本人の死因で最も多いのが御存じの方も多いと思いますが癌です。
胃がんは胃粘膜上皮細胞に由来する悪性腫瘍で、発症原因の大部分はヘリコバクターピロリ感染による慢性の炎症と考えられています。
ヘリコバクターピロリ感染者は高齢者に多い(40歳以上の日本人の80%が体内に入ったことがある又は感染していると言われます)ため、
胃がんは高齢者に多いがんになります。
胃がんの早期には目立った症状は無く、進行すると上腹部痛をはじめ種々の症状が出現します。