介護は誰がすべきかその②
2018年04月18日
前回は誰が介護をするべきかについて序章でした。
今回は、じゃあ世の中の人はどう思っているのか?を中心にしていきたいと思います。
平成15年ですので古いデータですが、内閣府の世論調査(H15調査)では、
仮に自分自身が老後に寝たきりや痴呆になり,介護が必要となった場合に,
自宅で介護されるとしたら,どのような形の介護をされたいか聞いたところ,
「家族だけに介護されたい」と答えた者の割合が12.1%,
「家族の介護を中心とし,ホームヘルパーなど外部の者も利用したい」と答えた者の割合が41.8%,
「ホームヘルパーなど外部の者の介護を中心とし,あわせて家族による介護を受けたい」と答えた者の割合が31.5%,
「ホームヘルパーなど外部の者だけに介護されたい」と答えた者の割合が6.8%となっている。(図)
となっています。
家族だけに介護をされたいと望んでいる方は少ないのです。
ご自身も考えて頂きたいのですが、配偶者や子供が自分の介護で苦労している姿をみたいと思うでしょうか?
私はしっかりプロの手を借りて介護するのが王道だと思います。
他人に任せるなんてと後ろめたい気持ちがある方が大半ですが、
介護をするあなたの人生も大切にして欲しいと思います。