七十二候 「葭始生(あしはじめてしょうず)」
2018年04月21日
七十二候は古代中国で考案された季節を表す方式の一つで、
二十四節気をさらに約5日ずつの3つに分けた期間の事を言います。
今時期は二十四節気「穀雨」、初侯「葭始生(あしはじめてしょうず)」です。
「あし」は「よし」とも言いますが、元々「あし」と言っていたのが「悪し」を想起させることから
「よし」になったようです。
日本の平野部はその昔、このあしだらけの湿地帯だったようです。今では想像もできませんね。
冬場はベージュの地味な葦も、この頃は濃い緑色で鮮やかです。
いよいよ春も終わりにさしかかっていますね。
ちなみに「二十四節気」の『気』と「七十二候」の『候』をとって『気候』になります。
豆知識です!