高齢者に起こりやすい疾患の特徴①-2 「全体的な特徴 非定形的な症状や経過になる」
2018年06月25日
今回は引き続き、高齢者に起こりやすい疾患の特徴のうち「全体的な特徴」の2です。
「非定形的な症状や経過になる」です。
どういうことかと言いますと、例えば肺炎は一般的に咳や発熱が主症状ですが、高齢者では発熱を伴わないことがあります。(もしくは微熱のこともあります)
また、痛みに対する感度の衰え等から、骨折しているのに打ち身程度の訴えしかない事もあります。
このように通常とは異なる症状や経過が見られるのも高齢者の疾患の一つといえます。
私たちもご本人の訴えとは別に不調の要因を探りながら施術しますが、医師ではありませんので、看護師の方などと協力して施術の「する・しない」をみていきます。