高齢者に起こりやすい疾患③-3’ 脳血管疾患、神経系疾患 「パーキンソン病」②
2018年08月04日
昨日のパーキンソン病の続きです。
パーキンソン病の症状として、上肢を前に垂らして前かがみの姿勢をとり、歩行の始まりの一歩が出にくい(すくみ足)、小幅ですり足で歩く(引きずり足歩行)、手の振りが少ない、一度歩きだすと止まりにくい(突進現象)、足がからんで転倒しやすい、押されると足を出して踏みとどまることが出来ない(姿勢反射異常)などがあります。
書字も次第に小さくなったり(小字症)、震えたりします。
精神的には抑うつ的になることが多く、便秘や起立性低血圧、時には排尿障害などの自律神経障害もみられます。